第45回 農業生産者はツイッターを始めましょう!

“農業の6次産業化”という2次産業・3次産業を舐めた発言をよく聞くようになりましたが、そんなことを言っている生産者に限って、企業の農業参入に対して「企業に農業が出来るはずねぇ!」と言っていた人たちじゃないでしょうか?

1+2+3=6ってあんたらは小学生かい?!付加価値のない農業をやっている生産者が何をやっても経済的評価は2割がいいところで、÷5をして1.2次産業っていうのが正しい計算になります。

それでも前向きに行動すれば2割増えったってことで評価はして良いでしょう。まあ、偉そうなことを言っている僕自身が農業の川上から川下までって言って、どれも中途半端なことをしているから、経済的評価として赤字を垂れ流しているという現実が今言ったことを実証しちゃっているんですがね。

2次・3次に参入しようとすることは農業を活性化させるため非常に役立つことなんですが、余りにも安易過ぎるんです。今までになかった生産者だからこそ出来る付加価値を2次・3次にも付けて欲しいのです。

そして、その付加価値のある6次産業の計画が出来たなら、それを伝えるための努力を並行して進めて頂きたいのです。良いものを創って、良い宣伝をして、良い流通で販売しなければ、経済的結果は得られないからです。

しかし良い商品を作って宣伝が行き届けば、良い流通を選択する権利が生まれます。と言うことは、良い商品を作っている生産者ならば、後は良い宣伝をすれば全て上手く行くという仮説が立てられます。

という訳で、今回はまず手始めとしてツイッターの利用をお勧めしたいんです。ツイッターをよく知らない人でも、他人の「つぶやき」を読んで何が楽しいのやら、と思われる程度の知識はお持ちではないでしょうか?確かにツイッターは何の役にも立たないような暇人同士の「つぶやき」で広まったものだと思います。

しかし、利用者が100万人を超えた辺りから、暇人ではなく、その暇人を消費者と捉え、広報活動として活用する有名人や企業が参入することにより「つぶやき」の価値が上がり、今では1000万人の市場になっています。

ツイッター初心者ですので、詳しくは解説できませんが、IT音痴の僕が始めてみて感じたツイッターの特性を簡単に説明させて頂きますと、特徴は以下の3点です。140文字以内という制限があるので筆不精にも苦にならない。フォロワーと言われる自分の「つぶやき」を必ず読んでくれる人物と人数が把握できる。

メールでいうと一斉配信のような機能ですが、不特定多数に配信しているので、受けた側が返信する義務感を感じることなく自由に返信できる。

ソフトバンクの孫正義さんですと、60万人以上がフォローをしています、たまに見に来る人を入れれば100万人位が、毎日の孫さんの「つぶやき」を聞いているということなんです。ちなみに僕は始めて1カ月で2000人ちょっと、寂しいです。

農業生産者は、このツイッターを使って、トレーサビリティーに利用出来ます。栽培記録として使用して下さい。生産者のこだわりから生まれる農作業を毎日140文字で記録にして、フォロワーに伝えるのです。収穫されるまでの苦労を伝えることは最大の味覚アップに繋がります。

直売をしている生産者は、野菜の出荷情報をあなたのお得意様にタイムリーに伝えることが可能です。勿論、お客様からの感想や意見も簡単に聞けるようになることでしょう。

フォロワーは工夫次第で増やせるようです。一般個人でも数千のフォローをされている人はざらにいます。うちの社員もプロからレクチャーを受けさせましたら、急激に増やしていますので、皆さんも本で勉強してフォロワーを増やし、伝える努力をしながら、売上を伸ばしてください。

高橋がなりのTwitter⇒ http://twitter.com/ganari_t

※この記事は『農業経営者』様より許可を頂き、
発売から1ヶ月経過した後に掲載しております。
『農業経営者』最新号のご案内はコチラ

[`tweetmeme` not found]
Facebook にシェア
このエントリーをはてなブックマークに追加
[`google_buzz` not found]
[`yahoo` not found]
[`livedoor` not found]

この記事へのコメント

  1. 高橋社長、あけましておめでとう御座います。

    私も生産から製造販売までしておりますが、なかなか難しものがあることも現実ですね。

    それでもお客様に喜んでいただけますし、生産者にも遣り甲斐が生まれています。

    今年は卯年ですが、相変わらず牛歩で進んで行きたいともいます。
    でも牛って思っているより早いんですよ(笑)

    今年は是非一度、国立ファームや山形へお邪魔させてください。

    今年も一年頑張りましょう。

  2. はじめまして。編集人のLです。
    佐藤剛というカメラマンがいるんですが、してるところを見てしまいました・・・。ボクも見つかり、ぼこられ、脅されましたが。女優さんやほかのスタッフさんのために立ち向かいます
    こんな程度です⇒

Comments are closed.