おはようございます。
夏生まれの寒がりな島です。
今日起きたら、窓の外がなんだか静かです。
カーテンを開けると一面が白、白、白。東京に久々に雪が降っています。
エアコンの中で暮らしていると季節を忘れがちになりますが、冬なんだなぁって思います。
冬といえば、今はどんな季節でもスーパーにいけば葉物、果菜、根菜と色んな野菜が常に並んでいます。
ハウス・産地リレー出荷・冷蔵庫のない頃の昔は、作物の育たない冬に野菜を食べる為に、貯蔵方法を色々工夫していたようです。
乾燥・・・切干し、寒干し
漬物・・・塩漬け、味噌漬け、粕漬け
貯蔵・・・土の中(芋など)、納屋で藁(白菜など)、雪の中(大根など)
おいしい野菜、珍しい野菜、栄養機能のある野菜、形が面白い野菜、野菜の楽しみ方には色々ありますが、伝統文化としての野菜の貯蔵・加工の仕方を楽しみながら「季節を食べる」のも面白いですよ!
・・・・12月18日 日本農業新聞掲載・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「大根たて」貯蔵復活へ 雪の中、じわり甘味/新潟・魚沼市の研究会
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin4/article.php?storyid=278
新潟県魚沼市の冷熱利用研究会は、雪国の伝統的な野菜貯蔵施設「大根たて」を復活させようと挑戦している。屋外で木材やわらで覆って雪に埋もれたままダイコンを保存する。ダイコンが寒さで凍ることがなく、みずみずしさを保ち甘さが増すことを実証しようというもの。会長の橘守さん(74)は「雪を生かした先人の知恵に学び、地球環境に優しい地域の特産品、地域ブランドとして売り出したい」と意気込んでいる。
冷熱利用研究会は食品加工会社のOBら15人でつくる。地場産のダイコンを貯蔵する施設は、高さ・直径とも1メートル余りの円筒形。ダイコンを入れたら、編んだわらを屋根のようにかぶせて貯蔵する。同市広神地区の飲食店の駐車場脇にこのほど20基設置した。1基当たり250本のダイコンが保存できる。今冬は計4000本を貯蔵する。
農村に冷蔵庫が普及する昭和30(1955)年代まで、雪の中にダイコンを貯蔵する習慣は、魚沼地域の農家ならどこにでもあったという。
会員で当時を知る、やな場経営代表の羽鳥正平さん(79)は「雪は零度以下にはならない。適当な低温と湿気、通気性があって収穫時の新鮮さをそのまま保つ。野沢菜の漬物などを入れ新しい味を生み出したい」と雪中貯蔵に自信をのぞかせる。
貯蔵したダイコンは、冬の間そのまま食堂などの料理に使い、春になれば魚沼地域特有の「切り干し大根」に加工するのが一般的だという。
貯蔵したダイコンやほかの食材は、そのまま販売するだけでなく、加工商品として開発する。現在、長岡市の長岡造形大学の協力で商品パッケージの制作を依頼。県食品研究センターにダイコンの食味検査も依頼する。
橘会長は「豪雪地では雪だけでなく、稲わらや杉の枝などを保温材として再利用することで、環境に優しい農村らしさが取り戻せる。自然の力を活用し魚沼産のダイコンや野菜に新たな付加価値を高めたい」と意欲をみせている。
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