…<本日のCONTENTS>……………………………………………
【1】まずはハッタリをかませ!
【2】八百屋プロジェクト、いよいよ動く。
【3】さくら祭りに国立ファーム参戦!
【4】免許を持たない奴に運転させるのか?
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【1】まずはハッタリをかませ!
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今春、20名を超える新入社員が国立ファームに加わった。研修生や、優秀なキャリアを持ち即戦力となる中途採用社員もいる一方、一般企業では採用に二の足を踏むような個性的な経歴の人間が多いのが今回の新人の特色だ。
人も羨む企業から転落し続けその日暮らしで全国を転々としていた者。一流大学や公務員と言った好ましいルートから逸脱した者。就職試験に一つも受からぬまま半年が経過した者等々…実にバラエティ豊かな人間が揃ったが、彼らを総括するなら負け犬の一言に尽きる。
今回の採用では、そうした負け犬たちに敢えて低い年収を提示し、それでも再起に賭けたいという人間だけが食いついて来た。今までに様々な場で負け犬にメッセージを発して来た高橋。その高橋の下で、これまでの人生を一変させたいと願う負け犬組。この緊迫した関係の下、高橋は、彼らの当社残存率は50%以下になると言い切る。
そんな新入社員を迎えた初の全体会議の冒頭で、高橋が言った。
「この会議は、俺を騙す場所。本人が騙そうとしている間は、俺も騙される努力をする。でも、騙そうとしなくなったら、俺は頭の中で代わりの人間を探し始めるよ。」
本来、会社にいる限り、自分が会社に役立つ人間だと思わせる必要がある。
だから、まずはハッタリをかます。そのあと、ハッタリを本物にするための努力をする。5ヶ月努力を続ければ、数字が追い付く。2,3年経てば、ハッタリが実力になる。
しかし、今まで安きに流されてきた負け犬たちにそんなことが出来るだろうか。彼らの少々のハッタリ程度では、高橋にとってハッタリにならない。はたして負け犬組は、国立ファームで生き残れるのか。そして、彼らの負け犬人生は一変するのか。
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【2】八百屋プロジェクト、いよいよ動く。
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流通部のかねてからの悲願、八百屋プロジェクトがいよいよ動き出した。
最初から個店を出すのか、移動販売を先行させるか。喧々諤々の議論があちこちで繰り広げられ、狭い事務所内は俄然活気を帯びてきた。
八百屋を開店するなら品揃えも考えなくてはならない。そのため仕入れ先確保がより急務として焦点にあがっている。品揃えの安定と効率化を考えれば、市場からの仕入れを活用するのが一番確実だ。まずは八百屋らしい品揃えを充実させたい一心で、市場への依存度を上げようと動きかけた流通部に、高橋が待ったをかけた。
まず比率を決めろ。
飲食関連の店の特色は比率に出る。作りたい店のビジョンは、予め比率で描くべきだ。「国立ファームの八百屋」であれば、地場野菜が5割・その他農家からの仕入れが3割・市場は2割。そこが、許せるギリギリのラインだと高橋は言う。それ以上市場に頼れば普通のありふれた店になってしまうだろう。
効率を言い訳にありふれた手段に甘んじるなら、農業改革など出来るわけがない。直接取引の比率が上がればそれだけ効率が悪くなるのは当然のこと。しかし、今は地場固めの段階だからこそ、絶対に妥協してはいけないのだ。
流通部では、新入り3名も食材探し部隊に加え、臨戦態勢で仕入れ先開拓に取り組み始めた。安くて新鮮な地場物から、全国から仕入れる珍しい野菜まで、バリエーション豊かな野菜を揃え、夏前には新しい驚きと感動を提供したい。
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【3】さくら祭りに国立ファーム参戦!
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地元主催のイベント“さくら祭り”が実施された3月31日(土)・4月1日(日)の2日間、国立ファームも「農家の台所」前の路上にて、4a農場で朝摘みした菜の花や「農家の台所」で扱っている加工品等を販売した。 売り場には流通部に生産部、飲食チームの人間が入れ替わり立ち替わり、八百屋らしい活気のある呼び声を上げ、大盛況の2日間となった。


↑左から、活気ある販売風景と、流通部堺の左隣にそびえる聖護院ダイコン
野菜は、驚きと感動を与える力がある。目印の巨大な聖護院ダイコンに足を止める方。ルッコラの「花」を恐る恐る口に運んだ後、驚きながら感想を教えてくださる方。そして、トロ箱から小カブを引っこ抜くお子様と、見守る親御さんの微笑ましい一コマから、私達が目指すべき、野菜の営業マンとしての方向性を再確認出来た。
しかし、肝心の売上合計は80,330円。常に2人以上の労働力を投入したことを考えれば、商売として採算がとれない。
活気あるイベントに参加したことで満足しそうになるが、常にビジネスとしての視点は忘れてはならない。今後、同様のイベントで利益を出して行くための改善に活かすのは当たり前。この2日間でのお客様との交流や、頂戴したご意見を、今後の店舗運営・仕入業務等の発展につなげられて初めて、今回の採算を合わせることができるだろう。
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【4】免許を持たない奴に運転させるのか?
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高橋が野菜知識を飲食スタッフに尋ねた所、要求水準を満たせず叱責を受けた。
忙しいから、余裕がないからといって、免許を持たない奴に運転させるのか?
この問いを他人事と受け流せる人間はいない。私達は、すぐに日々の業務を言い訳にして、少しずつ理想から妥協しがちだ。早速、飲食スタッフに野菜知識のテストが実施された。
意志が弱い人間は平等とわかると努力をサボろうとする。差別化しないと鍛えられない。
例えば、
・農家研修に行けるのはテストの成績が上位の者だけにする。
・一定要件を満たした、野菜を語れるスタッフ用のバッチを作る。
・ユニフォームを野菜知識のレベルで色分けする。
など、単純な方法で構わない。
まずは店の体制を整え、週4日レストラン勤務で残り2日は勉強する仕組を作っていく。そのような労働条件を整えた会社側の権利として、それでも勉強をしない人間には辞めてもらう。
日本で一番野菜を語れる店を作る。それが私達が共有している目標。
付加価値の高い店にするためには、スタッフ一人ひとりの付加価値を高めなくてはならない。
(文責:広報課 但田)