1月13日(日)17時、農家の台所にアラブ人が続々と集まってきた。
チュニジア人、イラク人、イエメン人など、計7名。
国や日本在住年数はバラバラだ。
今回の試食会のポイントは、アラブの人々の味覚を知ること。
事前に日本アラブ協会を訪問したり、ドバイへ行ったことがある人へヒアリングをし、現地の食事情をある程度までは把握した。
その結果、立てた仮説は・・・
1.日本の果物はウケる。
2.日本の米はウケない。⇒食べ方の工夫が必要。
3.日本の野菜はウケない。
4.ヘルシー路線、豆・豆腐はウケる。
そこで、今回の試食の大きなテーマは
「米・モチが受け入れられる食べ方」と「野菜を持っていくかどうか」だ。
まず出されたのは、スタンダードなお粥。塩味はあまり好まれないようだ。
自由に味を変えてもらえるように、トッピングも用意していた。
醤油味がよい、砂糖を入れて甘くすると美味しいなど、様々な感想が飛び交う。
続いてミルク粥。冷たいもの(ライスプリン)は食べるが、温かいものはイマイチの表情。
その後も人参粥や雑炊、ジンジャーライス、赤飯やおこわのおにぎり、五平餅、おかき、米粉のナンなど、米やもち米を様々な方法で試食していただく。
もちの食感は全く好まれない様子。
しかし、おこわのおにぎりは好きという意見もある。
味覚とはあいまいなものだ。
どういう感想を引き出せばいいのか四苦八苦する菜穂子を見て、
高橋は指示をした。
「ひとつひとつ結論を出していって」。
これはアリなのかナシなのか、少人数の意見とはいえ、
結論を出していかないと次へは進めない。
そこで菜穂子は、ヒアリング方法を変えた。
食べた後にまず、
・美味しくて、是非友達に紹介したいもの=VERY GOOD
・まぁ美味しい=GOOD
・よくない=BAD
のいずれかのジャッジをもらうことにした。
方法を変えると、想像以上に進めやすくなった。
途中、農家の台所の名物「井戸サラダバー」へご案内。
日本でも普段見かけない野菜がたくさん並ぶ光景に大盛り上がり。
日本人には大人気のえのきは苦手、一方で大根が評価が高かった。
その後も、そばやうどん、甘酒、ジュースなど様々な試食が続く。
その中で反応があったのは、添え物として入っていた柚子。香りがよく好きだという。
そして、梅ジュースも「コレは何?」と興味深々。
ちらし寿司、甘酒、天ぷらも好評だ。
意外と人気がなかったのが果物。
菜穂子が作ったサンふじをはじめ、苺など数種を用意していた。
甘くて美味しいという感想。
けれど、食後に数種類のフルーツをかぶりつく習慣の彼らにとって、
日本の果物は甘すぎるのだという。
さぁ、仮説とは違う結果がでてきた。
これを受け、ドバイへ何を売り込むのか、
菜穂子自身が作ったサンふじは持っていかないのか・・・、来週には決定する!


※4月か5月放送予定のテレビ朝日「サンデープロジェクト」の撮影も行われた。
続く ~③持って行くのは大根だ~ へ
(文責:広報課 中野)