国立ファームは“人を育てる会社”です。

6月9日恵比寿で、学生団体『学生社会起業プロジェクトSOL』と、環境と社会貢献と「志」のビジネス情報誌『オルタナ』の共同企画で、パネルディスカッションが開かれた。

題目は、『Hungry For Mission お金じゃみれない夢がある』。
仕事に対して、お金以上にやりがいや志を掲げ、社会にとって本当に価値のあるビジネスを本業として活躍している方々が選出され、パネラーとして高橋を含め3名が招かれ、森氏の進行で始まった。

森 摂氏(『オルタナ』編集長)
関根健次氏(ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役社長)
内田雄司氏(大和ハウス工業株式会社 CSR推進室)

zenin.jpg左から:森氏、高橋、関根氏、内田氏

集まった学生は約120名。
学年は1年生から4年生、大学も学部もさまざまだ。
ディスカッションは白熱し、3時間にも及んだ。今回はそのうちの一部を抜粋する。

まずは「どんな学生時代だったか?」という質問に対して。
高橋は、小学生の頃から喧嘩が強かったが、喧嘩が強いのは人生に役立たないと思っていた。しかし、ビジネスをやっていくうちに「ビジネスはケンカだ!」と高橋は感じた。
9年半社長として経営したAV会社ソフト・オン・デマンドでは、まず新参者は入れてやらぬといじめられた。うまくいき始めてからも、国税は来る、警察は来る、マフィアは来るなど、数々の修羅場をくぐりぬけた。
ソフト・オン・デマンドを辞めたのは、敵がいなくなってしまったから。もっとケンカがしたい。そこで、問題が山積みだった農業業界に改革を志して転身した。

次に、会場の学生に「卒業してすぐに自分で起業したいか?あるいは、会社で頑張りたいか?」との質問がされた。数は少ないが、すぐに起業したいと答えた学生もちらほら。そんな彼らに向かって高橋は言った。
「卒業してすぐに起業することが本当に近道なのだろうか?近道はまずは教わることなんじゃないかな。自分が敵わないと思う人間を見つけて、その人のもとで学ぶのが一番の近道。自分にとってそういう存在だったのが、テリー伊藤。伊藤からは、常識のない人間に、常識を壊すことはできないという大事なことを教えてもらった。」と、自らの経験から学生に熱く語った。

hitori.jpg

その後、すぐに関根氏から別の意見が飛んだ。
「準備をしなくてもやりたいと思ったら、やればいい。」
スキルと能力を別に見る。スキルは後から付いてくるもの。やりたいと思ったらやってしまった方がいい。準備がまだ、人脈がまだなんて考える必要はないと、すぐに起業を目指す学生を後押しした。関根氏は、月曜~金曜日まで泊り込みで働いたサラリーマン時期があった。そのときに過労で救急病院に運ばれ、自分は何のために働いているのだろうか?と自身に問いかけた。そこで、「やりたいことをやる。準備が出来ていないから、まだやめておこうという考えはやめよう。」と考えが変わったのだという。

二人の経営者の違う視点からの意見を、会場の学生はどう感じただろうか。
どちらの意見も経営者として、自身の経験から学んだことだから言葉に深みがある。

さらに、学生に「大企業と、小さい会社とどちらで働きたいか?」との問いかけがされた。
会場の学生の4割が大企業で頑張りたいに手を挙げ、6割が小さい会社で働きたいと答えた。
大企業で働きたいと思う学生の一人は、「大きい企業で勉強して自分の可能性を試したい。」と話す。一方、小さい会社で働きたいと思う学生の一人は、「小さい会社の方が、個人の責任が大きいので、責任を持って働けるから。」と話した。

高橋は、この反応を見てこんな話をした。
以前、国立ファームが経営するレストラン「農家の台所 くにたちファーム」で人生相談ディナーをやった。5000円のディナーで2時間相談にのるイベント。
ある1組は、国立にある一橋大学の学生が5人で、みな博報堂に内定が決まっているという。彼らは高橋に神妙な面持ちで質問した。
「僕らは、博報堂に入社して本当に良いのか?」
博報堂は多くの学生があこがれる企業のはずだが、彼らは、エリートのレールの上をそのまま進んでよいのか?と本気で悩んでいた。高橋はこう答えた。
「やりたい方向に会社のレールがあるんであれば、利用すればいい。ただ、やりたい方向にレールがないとき、レールに沿うのではなく、作ることを考えるということが大事なんじゃないかな。」
会社を規模でみるのではなく、自分のベクトルの向きで考えるということを伝えた。

現在、国立ファームの社員数は総勢50名。
今だからこそ、国立ファームに入社すれば、高橋から直接、指導を受けられる。
高橋は目指したいと思う人間に触れ合わなければ意味がないと言い切る。
100人を超えたら社長が新卒に仕事の指示をすることなどない。高橋自身がテリー伊藤のもとで学べたときと同じように、国立ファームで高橋から直接学べるのは今がチャンスなのだ。

高橋は、国立ファームの社員の名前を全員覚えている。
さらに、社員ひとりひとりの様子をよく観察し、疲れている社員がいれば元気づける言葉をかけ、だれてきている社員がいれば活を入れる。
社員は扶養家族だという高橋は、社員にとって親のような存在だ。
高橋は、『国立ファームは人を育てる会社』だとはっきり言う。
10億円で農業改革を志して始めた会社だが、そこで働く社員の成長も、高橋の目的の大事な一つなのだ。
社内では、高橋の周りでは笑い声と罵声が絶えない。
高橋は人を楽しませたいという気持ちを常に持っているから、そして、人に対して本気で向き合っているから罵声が出る。

高橋の座右の銘は、「失敗して何が悪い!」
失敗はエンドじゃない。その失敗があったから、今がある。
失敗したからやめるのではなく、そこから何を生み出すかが大事だと考える。
社員を育てようと考える高橋は、社員が失敗してもそこから何かを生み出すことができればいいと言う(ただし、一通り叱ったあとに)。10億円残高が少なくなってもなお、あきらめない高橋とともに、農業改革と自身の成長に奮闘できる学生、社会人募集しております。

今週末、6月14日土曜日に東京ビックサイトにて、リクルート主催の「就・転・職フェスティバル」で国立ファームのブースを出します。開始時間の午前11時から終了時間の午後6時まで、高橋がブースに待機し、自ら会社説明を行いますので、興味のある方は是非、お越しください。お待ちしております。
国立ファームは“人を育てる会社”です。

enjin.jpg←ディスカッションが終わった後も、高橋の話を聞きに学生が集まった。

saraniennjin.jpg←さらに人が増える。

shuugou.jpgSOLの皆さん、森氏、関根氏、内田氏、ありがとうございました!

(文責:広報課 熊田)

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この記事へのコメント

  1. 高橋氏の場合、やったら成功する!が根底にあり
    関根氏の場合、成功するかどうかに重点を置いていないから

    発言の相違が生まれている。

    分かり易く言えば
    高橋氏は、出来る奴を相手に話しており
    関根氏は、出来ない奴を相手に話している。

    だから高橋氏に後から、集まってきたのは出来る奴であり
    関根氏に集まった人がいれば、出来ない人達である。

    つまり、ふるいに掛けたんですね、がなりサン?(^v-)

  2. 高橋氏の場合、やったら成功する!が根底にあり
    関根氏の場合、成功するかどうかに重点を置いていないから

    発言の相違が生まれている。

    分かり易く言えば
    高橋氏は、出来る奴を相手に話しており
    関根氏は、出来ない奴を相手に話している。

    だから高橋氏に後から、集まってきたのは出来る奴であり
    関根氏に集まった人がいれば、出来ない人達である。

    つまり、ふるいに掛けたんですね、がなりサン?(^v-)

  3. 参加してきました。
    自分の昔の失敗体験等も思い出してしまった・・・

    「失敗して何が悪い!」とは思っているけど、
    結果を出せてないんであまり大きなことを言えない微妙な立場です。

    何人かの学生の話を聞いたが、まともな受け答えの出来ないあまり賢くない学生でもなんか熱気があってこっちもモチベーションがあがった。
    そこで感じた(思い出した)のが国立ファームの社員の人が書いたブログからは熱が伝わってこないということだ。

    四六時中野菜や農業界、お客や生産者のこと考えてますか?
    農業界を変える会社の社員なんだから自分で全く新しい仕事を生み出さなければいけない、
    という使命感を四六時中持っている人ってどのくらいいらっしゃるんでしょう。
    四六時中考え巡らせてれば凡才でもいいアイデア生まれますよ、
    四六時中考えてれば勝手に体が動いて行動にでますよ。
    既存の慣習や常識を覆すのは支持待ち人間ではできませんよ、
    社員一人ひとりの意識・考えが付加価値にのってくるんです。
    与えられた仕事を確実にこなすのは当たり前で、
    そこに更なる付加価値をのせるために四六時中考えをめぐらせてください。
    そんな熱を感じさせてくれる人ががなりさん以外にも出てくることを祈ってます。

    偉そうなこといってますが、私も単なる負け犬ですんで気にしないでくださいね。

  4. 6月3日のコメントにこんなの発見。

    >久しぶりにHPを拝見しましたが、前のような「どきどき感」が感じられなくなりました。残念です!

    負け犬勤労学生サンのコメント「・・熱が伝わらない・・」の件と意味違うか知れないが、部外の読者は感じている。

  5. 6月3日のコメントにこんなの発見。

    >久しぶりにHPを拝見しましたが、前のような「どきどき感」が感じられなくなりました。残念です!

    負け犬勤労学生サンのコメント「・・熱が伝わらない・・」の件と意味違うか知れないが、部外の読者は感じている。

  6. 停滞したり、つまづいたり、ころんだり、
    時には醜態までさらしたり・・・
    どんな優秀な人であっても、
    今は、これ以上進めない事もある。
    でも時が移り、状況が変わり、知恵が付き、支援者の手助けが有ったすると、
    あっけ無いほど、楽々と歩を進める事ができたりする。

    無論、思考放棄してしまえば、それで終わりだが。

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