第一回;高橋がなりと語り明かそうの会(農業編)

先日、このブログで告知した
「高橋がなりと語り明かそうの会」の第一回目が開催された。
今回のテーマは広く「農業」とし、
全国から7名の猛者が集まった。

静岡からは、葉しょうがと葉ねぎに加え、
小規模ながらトマトなどの直販も始めた、
脱サラ就農8年目の畑田さんと、みかんと梅を手がけ、
土づくりに並々ならぬ情熱をお持ちの森谷さん。
青森からは、とりわけ“味”にこだわったりんごを直販、
また、ジュース等の加工品にも積極的に取り組む、
りんご園の水谷さん。
埼玉からは、農業系出版社から研修を経ての新規就農、
自分で価格をつける販売を実践されている増川さん。
さらに、現在は2足のわらじながらも、
「より多くの人に野菜を食べてもらいたい」
という思いで作り続けている大島さん。
宮城からは、国立ファームの取り組みに
興味をもって下さっている佐藤さん。
さらに、国立でデパートや高級スーパーを取引先にもつ、
農産物販売会を経営される諧さんが参加された。

それぞれの取引形態も実に様々で、
全量を農協に納めている方、
逆に、全て自分で価格を決めて販売している方。
ちょうど中間、現在直販割合を増やしている方、
これから農業でしっかり生計を立てたいという方。
そこに、販売のプロが一同に会することとなった。

―当日。
まずは「農家の台所」自慢の『井戸サラダバー』で
実際に盛り付けを体験し、食してもらうことに。
しかしそこは生産者。野菜を見る目や質問も真剣そのもの。
供するこちら側もピリッと身が引き締まる。

さて、食事のテーブルを囲み、和やかに始まった座談会。
はじめこそ、高橋の方から話を切り出していたものの、
次第に、現在抱える問題点などが口々に語られ、
ヒートアップしていく。
「新しい取り組みをしたいが、
€€€€€€ 始まるまでに至らない現状のもどかしさ」
「人手不足の問題を、どう解消したらよいのか」
「どうなったら日本の農業は良くなったと言えるのか?」
「直販を取ることで知った、お客様の『ありがとう』の励み」
活発な意見交換に花が咲く。
また、持ち寄った加工品のサンプルや、手がけた野菜が
披露され、テーブルはいっそう賑やかに。

その中でも、特に成果に繋がりそうなのは、加工品の分野。
豊作で廃棄にされてしまう野菜を無駄にしないように。
旬の時期に起こる価格の暴落を防ぐために。
また、付加価値をつけ易い点からいっても
社内で頻繁に話題にあがる加工品だが
今回のメンバーである販売社さんが
「そーめん南瓜のコンポート」や「国産干しぶどう」
「料理用いちご」などの加工品の販売も
任せてほしいと、早くも急展開を迎えそうなのだ。

逆に、厳しい意見も飛んだ。
「もっと川上(生産)から取り組むべきでは? 」との指摘に、
「ごもっともです、ごもっともなんです。」と頷きながらも
これについては、必死で高橋も応戦。
―『見せ方』なんです、と。
「良いものを作っていさえすれば、きっと売れる。
それでは、今の農業をとりまく状況は、何も変わらない。
そのためには、まず消費者の意識を変えなくては!
だから、国立ファームではレストランをはじめ
惣菜屋、出張販売などを通じ、新しい野菜の紹介や、
圧倒的な味の違いをお客様に知ってもらうことで、
『価値観を変える』ための行動を起している。

そして、
『高くても、お客様が喜んで買ってくれる。
 違いの分かる良い野菜を、農家が提供できるようになる、
その“環境”を作っていきたい。』と語った。

これには、参加のメンバーも共感と納得の表情。
国立ファームのビジョンが、新たな農業を作っていくであろう
生産の現場に、伝わった瞬間だった。

今後も、テーマや趣向を変えながら、
月1回のペースで開催を予定。
次回、9月開催については、既に定員がいっぱいだが
10月開催については、テーマが決まり次第
お知らせをさせて頂きます。

文責:広報課 加藤

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この記事へのコメント

  1. 生産者の方が、食べていただく方に存分に自分の作ったものをしゃべりまくる会とか?

    トマト作っているから、トマトの生産者の話を聞きたいな。

    後は、果樹全般。ブルーベリーに興味津々な今日この頃です。

  2. 僕は同じ農業界でも新規就農者を増やす道を選びました。
    農業従事者のほとんどが60歳以上、
    新規就農者の9割は事業承継によるもの、
    この構造をなんとかしないとまずいですからね。

    選んだっていっても、たいしたことまだなんもしていませんがね。
    親族が全く農業と関連のない若者が職業選択の一つとして農業を検討するという世の中になったらいいと思いますよ。
    農業外編があったら参加したいですね。

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