青パパイア農家を救え!

9月8日、高橋は宮崎に飛んだ。生産部で取り組んでいた、「トロ箱」の開発に協力いただいた宮崎の農家さんにご挨拶するためだ。今回はスケジュールに余裕があったので、他にも廻ろうと考え、雑誌「農業経営者」さんに宮崎の農家さんをご紹介いただき、訪問させていただいた。その中で、野尻町の人参農家さんは、せっかくならと地域の公民館を借り、農家仲間を集めてくださった。

当日、高橋がいつものように熱く農業界を変えたい思いを語っていると、一人の農家さんが悔しそうな顔をして話し始めた。
ある会社に契約栽培を依頼されて青パパイアを大量につくったところ、収穫直前に契約破棄されたという。その場にいた、他2人の農家さんも同じ被害にあっていた。
農業界に、契約書を交わさない慣行があることが原因だ。生産者側は収量を確保できるとは限らないため、契約書を交わすことを嫌がる。一方、契約する会社側は契約書を交わさず、作物収穫時の物価を見て取引量を決めたいと考えているからだ。
一見、どちらもリスクを背負わないように見えるが、取引を見込んで栽培している農家さんにとっては、買ってもらえなくなるという状況が実は一番恐ろしいのだ。

高橋はこの話を聞き、早速、次の日に3人の青パパイア畑を見に行った。
3人合わせて、40アール(1アール=100 平方メートル)ある広大な農地に、食べ頃を迎えた青パパイアがたわわに実っていた。


高橋はすぐに言った。
「うちで売らせていただきます。」
即決時に高橋の中には、一つの思いがあった。目の前の3人の農家さんを救えずに、全国約200万件の農家さんを巻き込んで農業改革なんてできるわけがない。
これは農業改革を目指せる会社かどうかを試すということなのだ。高橋の中での決意が違う。

さて、40アールの青パパイア収量がどのくらいかというと、月間約5~6トン。宮崎では、季節によってパパイアの収量に若干の変動はあるものの、周年収穫できるから、年間で約50トンの収量が見込まれる。

その後、年間約50トンという巨大な数値の青パパイア報告が社内でされ、大混乱を招いていることは言うまでもない。責任者は、農家の台所で物販を担当している柴海だ。今回の宮崎出張も高橋に同行していた。すでに食べ頃を迎えている青パパイア。今すぐに売らなければ無駄になってしまう。売り先は今のところ、国立ファームだけだ。

急遽、国立ファームは東京で青パパイアブームを起こすべく、全社員総動員して今まさに動き出す。
まずは、本日、農家の台所で40kg販売。明日も40kg入荷予定だ。
青パパイアといえば、前回のNEWSでお話した通り、高橋の中では特別なもの。ただごとではない。

国立ファームの行く末を賭けた、青パパイア祭り。どう展開するか?乞うご期待ください!

(文責:広報課 熊田)

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この記事へのコメント

  1. 人生の折り返し地点である。

    残り34年~50年程の寿命の中で、何をし、何を諦め、何を優先し、何をすべきか?

    死ぬまでが、思考の連続であり、格闘であり、戯れであり、生甲斐である。

  2. 青パパイヤを石鹸化させて販売するのは逃げだと思います。
    それ以外の方向性で頑張ってください。

  3. 一方向にまとめるには良い機会。
    知恵も絞り甲斐がある。
    全体から拾えば思わぬモノが見えて、
    楽しくなるかもよ。

    周りからの具体的評価につながるぞー

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