新しい農業の息吹は、きっとすぐそこまで来ている。第2回「高橋がなりと語り明かそうの会」報告 Part.1

今回、農家の台所に集まったのは、生産者5名、流通1名の計6名。

稲作と、その補間作物として地域特産のくわいを生産されている小林さん。
卸会社12年目のプロパー社員、果物の産地を中心に産地開発や
営業開発をしている広本さん。1988年に農業生産法人を取得、
現在は園芸を中心に、オクラやブルーベリーなどの青果も手がけ、
問屋卸で小売店などにも販売先を広げている、鹿沼土で有名な栃木の仲田さん。
ジャンボにんにくを生産、直売コーナーやインターネット販売だけでなく、
自ら東京・大阪・京都などへの営業活動も始められた、岡山の三宅さん。
1999年に脱サラでイチゴ農家に。現在はその栽培技術もさることながら
高付加価値商品で高収益を狙える農業経営を実践されている、
茨城県の遠藤さん。
さらに、「東京の考え方はどこまで進んでいるのかを感じたい」と、
宮城県からかけつけてくださった米農家の鈴木さん。

まず、その口火を切ったのが、ジャンボにんにくの三宅さんだった。
「前回は、みなさん自分で作られた野菜や加工品を
お持ちになったということなので・・・」と言って出された、
ジャンボにんにくの大きさに、一同の視線が釘付けになる。

男性の大きな掌からもはみ出るほどのその大きさ、ずっしりとくる重さ。
さらに、「これでも水分が抜けて少し収縮した大きさで、
収穫時にはおよそ1㎏もあるんですよ」の言葉に、2度びっくり。
さらには、「みなさん、にんにくの花って知っておられますか?
こんなキレイな紫色の花を咲かせるんですよ」と、
大きく出力し、持参された画像を披露。
結果、瞬く間に三宅さんは質問攻めに合う。

その中でも、一番身を乗り出して聞いていたのが、
何を隠そう高橋本人だ。
自らも栽培経験がある、ジャンボにんにく。
こんな立派な実りを見て、黙っていられようがない。
「僕も自分で育ててみたんですが、
なかなかここまで大きくならなかったんだよなあ。
どうしたら、こんなに大きくなるんですか?!」と
悔しがりながら、でも、嬉しそうに言う。
さらに、
「思うんですが、にんにくにも、『新たまねぎ』のように、
収穫してすぐの『新にんにく』って売り方が、あっていいと思うんですよ!」と
早くも逆提案。すかさず、来年の6月、ホタルが飛び始める頃の
『新にんにく』の仕入を、お約束。

私たちが小売店で手にするにんにく。
それは収穫から時を経て自然に乾燥したものが、普通。
大きさも、収穫時よりも1割ほども縮むのだそうだ。
けれど、収穫してすぐのにんにくは、新たまねぎのようにみずみずしく、
ペペロンチーニなどに使うと、本当においしいのだという。

流通面からも、わかったことがある。
農協の流通に乗せれば、キロ単位での仕入になる。
そうなると、
ジャンボにんにくの一番の魅力である“大きさ”が、
評価されることは、ない。
“規格”が、足かせになっているパターンだ。

『良いものを作ってさえいれば、売れる』は、農家のエゴ。
だから、三宅さんは自分で語り始めた。
三宅さんの、とつとつと語るジャンボにんにくの魅力は
その熱意とあいまって、十分過ぎるほどに同席の全員に伝わっていた。

= 生産者も、伝える努力を=

みな、気付き始めている。少しづつ、言葉になって出てきている。
新しい農業の息吹は、きっとすぐそこまで来ている。

(文責:広報課 加藤)

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この記事へのコメント

  1.  理や利だけを基準に行動していると、非常につまらん人生になるのが、判って来て、世の中の空気が『情』や『条』によって動く風潮に変わりつつあるのは、確かに感じます。

    私の名は、迎太陽です。

    時代の空気を感じるセンスは…あると思います^^。
    高橋がなりさんには。

    そして同じく、私にもあります。

    理・利で動いてて、どうしようもない虚無感を感じ、それを打破するのが情・条だと感じます。

    ただ、誰がそれを証明するのか…
    証明できたら、ステキだと思いますし、モテルと思います。
    36歳既婚ですが、女にモテル男であり続けたいと、未だに思います。
    笑>>>

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