変体種子募集!  ~1a(アール)運動経過 後編~

いよいよ、ミニきゅうり、ラリーノの収穫が始まった。
ラリーノは、通常のきゅうりの半分の長さで、胴回りは一回りくらい太いオランダの品種。
ぷっくりとした、かわいい見た目だ。
実はラリーノ収穫には、奇跡の出会いが生んだストーリーがある。

今から遡って、今年のバレンタイン2月14日に、高橋が種苗会社の二代目や次期社長候補が集まる青年種苗人懇親会で講演をおこなった。そこでの高田種苗の専務との出会いがキッカケだ。高田種苗さんは、新品種の開発のほか、オランダなどの海外の野菜の種を輸入し、販売をしている会社で、珍しい品種を多く取り扱っている。
しかし、新品種の種は、うまく生産できるかわからない、さらに売れるかどうかの確証もないと思われがち。農家はリスクが高いと判断するものには、手を出さない保守的な傾向があるため、なかなか広がっていかない。また、変わった形状をしている野菜が多く、既存の流通規格からはずれしまうため、流通しづらいことも原因の一つだ。
種苗会社が、種の開発・販売だけでなく、新品種の市場開拓までできれば、面白い品種の種をもっと広げられる。そんなとき、野菜の流通・販売まで行い、農業改革を掲げる高橋と専務が出会ったのだ。

国立ファームは生産から流通、販売まで一貫して行うことで、市場では流通しづらい柔らかくて割れやすいにんじんや、食べ方があまり知られていない青パパイアなど、語りや独自の流通経路を確立することで広めていくことを可能にしようとしている。
国立ファームのやろうとしていることは、新品種の種が広がらない原因を解決することにリンクする。

早速、専務のご紹介で、神田育種農場さんから、試験栽培した新品種ラリーノが到着した。農家の台所のサラダバーで出してみたところ、皮が薄く、きゅうり臭さが少ない、さらに旨みがあり、味がしっかりしていると、お客様に大好評だった。

そこで、1アール運動で栽培を始め、今回の収穫に結びついた。
10月半ばから、1日10kgの出荷が始まっている。

お客様に喜ばれるものを見つけ、国立ファームが生産していく。
国立ファームには、農家の台所、やおやのそうざいや、卸し先の飲食店で農作物に対して直接反応を見られる。だからこそ、ラリーノは広まっていく潜在要素のある野菜だとわかった。
種苗会社にとっては、新品種がお客様にウケるかどうか?国立ファームの販売先で確認できるメリットがある。

神田育種農場さんからは、この他、ホクホクして甘い真ん丸のかぼちゃ、楕円形で特別手をかけなくとも育つ糖度14にもなるスイカ、真ん丸のズッキーニなど、面白い品種の種をご紹介いただいた。農家の台所で反応が良かったものは、今後1アールで栽培していく予定だ。

国立ファームでは、新品種、変体種子など、どんどん試していき、お客様が喜ぶ面白品種を広めていく。

新品種、変体種子大募集!
ご紹介してくださる方、是非ご連絡をお待ちしております。

(文責:広報課 熊田)

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この記事へのコメント

  1. >トマトやさん
    面白いトマトやりますよっ。
    ただいま、銀座高級クラブ営業がおもろいトマトセットを売り込んでいます。
    というのもあって、トマトが熱いです!

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