2009年の国立ファームのテーマとは

2009年1月5日。
日差しもおだやかな谷保天満宮の境内。
今年は、清清しい朝の空気の残るうちにお参りし、
社運隆昌・商売繁昌をご祈祷いただくことにした。
いよいよ、新しい年の国立ファームが動き出す。

厳かな新春の雰囲気もほんの束の間、
慌しく戻った事務所では、早速全体ミーティングが始まった。
冒頭、高橋は2008年を、あらゆる可能性に対し
全力で取り組んだ結果、点としての結果が出せた1年、
組織的には、これから伸びるための
強靭な根を張るための勉強の年だったと評した。
さらに、「この1年を乗り切れた今のメンバーは相当精神力が強い」と
精一杯の労いの言葉が高橋から出たことに、社員達の方が驚いたほどだ。

2009年のテーマは
『生き延びる』

しかし話が本題に移ると、様子は一転する。
2009年は、これまで蒔いてきたたくさんの種が、
いよいよ芽吹くことだろう。
それらを、これからは単発で終わらせず、
来年へとしっかりと襷(たすき)を繋ぐこと。そのために、
1年間『生き延びる』。これが今年のテーマだ。
目の前の利益を追い、かつ無駄な出費をきっちり押さえる。
数字で結果が問われる、厳しい1年となる。

さらなる課題として、
高橋は「考える人間になれ」と言った。
常に3年から5年先を見て行動する高橋と、
2008年を『生き抜く』ために、
現場でその仕事を一番深く考えている人間が追う目の前の利益。
それぞれの見解の違いを大いにぶつけ合い、どこに着地点を置くか。
その攻防戦すら楽しめるような関係を築きたい。
ただ言われてやらされる仕事ではなく
自分で考え、納得して働いてほしい。というメッセージだ。

『役が人をつくる』
これは、今までの国立ファームにはなかったことだ。
高橋は「役で人を決めつけるのは好きではないけども」としながら、
自分の現状を自覚し、与えられた「役」に追いつこうと
必死に努めることで、「役が人をつくるのだ」と言い、それを試すことにした。
はじめこそ、部長・課長とすんなりと決まったものの
そのうち枠に収まりきらない社員が出てきて
生活指導?いや違う、国分寺市農業委員だ!などと
それぞれに素敵な名前が、ついてゆく。

まさに、2009年は国立ファームの正念場。
例えば、がむしゃらに走り抜いた末にゴールを目前に
燃え尽きて倒れ込むランナーは、劇的で耽美かもしれない。
逆に、チームで繋いだ襷を背負い、
最下位を、ひたすら完走目指して走り続ける
駅伝ランナーは、誰もがカッコいいと憧れるものではないだろう。
2009年の国立ファームチームの走る姿は、後者だ。
そして、きっと、すごくかっこ悪い。
でも、少し考えてみてほしい。
振り返ったときには、一番輝いた1年になっているはずだ。

はたして、国立ファームの社員たちは、
与えられた役に見合う人間に成長できるのか?
それは、1年後の結果でご判断頂きたい。

文責 : 広報課 加藤

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この記事へのコメント

  1. いや~、ちょっと驚いたね!
    素晴らしい。
    内容に助けられた面も若干あるが、私の眼はごまかせないよ(笑)
    実にケレンミのない文章を書く人だな、加藤さん。

    あなたは、まだまだ伸びる。

    僕はそう思いました。

  2. 昨日は、お忙しい中をはるばる島原までおいでいただき、ありがとうございました。私の姉が、国立ファームさんと同じ町内におりまして、私にも、なじみのあるところで、今ではブランドスーツを着こなす一橋の学生が、まだまだ暗ーかった頃を思い出します。昨日講演は、貴社のHPも見て楽しみにしておりましたので、質問をといわれたときも、手を上げかけたのですが、気がついて頂けませんで、決して無視をしていた訳ではありません。私も沈黙には耐えられない質ですので。実は、我が家の次男が島農のOBで、今東農大におります。卒業後はこちらに戻りたいと嬉しい事を言ってくれたのは良いのですが、さて何をさせたら良いのやらと、悩んでいた所を、まるで違った視点で農業を切って見せて頂き、結論はまだまだですが、目から鱗でした。都市部から遠いなど、マイナス要因を挙げればきりはありませんが、何か見つけられるような気がしてきました。ありがとうございました。
    益々のご活躍を。次に上京した折りには、寄らせて頂く事を、楽しみにしております。

  3. 島原の渕上様

    コメントありがとうございます!
    講演にちょこっとだけ登場しました「語りべのイソベ」です。

    講演で「なにか」を感じとっていただけたようで、嬉しく思っております。

    おかげさまで国立ファームとしても、懇親会に参加させていただいたり、島原の農家さんを訪ね歩いたりと、非常に実りがありました。

    島原は、きれいな棚田や日当たり/風通し最高の斜面にある畑など本当に素晴らしいところですね。

    お会いした生産者さんも前向きに「楽しそう」に生産している方が多く、こちらがもっとがんばらねば。「負けてられねえ」と刺激になりました。

    島原の渕上様。もし機会があれば、農家の台所に来店していただいて、国立ファームの野菜への取り組みや演出を見ていただけると幸いです。
    講演を聴いていただいているだけに、きっと多く「気付く」のではないかと思っております。
    是非、お待ちしております!!

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