未知だった「ホワイトいちご」  ~繊細イチゴとの格闘 後編~

ようやく手に入れた「ホワイトいちご」の苗。
2008年9月下旬にストロベリーフィールズ遠藤さんが畑に定植。

上原からホワイトいちごの栽培を持ちかけられたとき、
遠藤さんが第一に思ったことは、「おもしろい!」。
遠藤さんは、白いイチゴがあることは噂では聞いていたが、見たことはなかったという。
多くの農家さんは、今まで育てたことがないものに本格的に挑戦することを、嫌がる。理由は、収量が保証されないから。
遠藤さんが挑戦を英断されたのは、イチゴ栽培を自ら探求し、極めてきた自信があったに違いない。
とはいえ、イチゴ栽培に限らず、新品種は少量で試験をしてから本格栽培を始めるのが通常。
今回のホワイトいちごのように、いきなり本格栽培することには一抹の不安もあったという。

国立ファームは遠藤さんの腕にかけた。
営業も、パッケージづくりも全て、「ホワイトいちご」の出荷ありきでどんどん進行した。
ホワイトいちごができなければ、大きな損失だ。
しかし、国立ファームは、そのリスクを背負って怯むことなく積極的に取り組んだ。

どういう風に見せれば、白さが際立つか?
収穫時期の随分前から、白くペイントしたイチゴの模型を何度も並べ変えて、検討した。
白いイチゴと赤いイチゴを交互に一列に並べてストライブで見せるのが、白さも際立って一番綺麗に見えた。

白いと未熟だと思われないか?
キャッチには、「完熟しても白い」という言葉を持ってこよう。

営業は、ホワイトいちごが出る前から、百貨店からクラブ、ケーキ屋などにホワイトいちごを買ってもらえないか?回った。そして、「現物が出来たら、また来てください。」と言われ続けた。

いよいよ、ホワイトいちごが11月下旬になって収穫された。
最後のダメ押しで高橋からはインパクトが出るよう、赤いイチゴと白いイチゴを半分ずつにカットしてくっつける食べ方を提案するように指令が出た。そして、その写真をマスコミのリリースに使用した。

しかし、一つ大きな問題があった。
収穫されたホワイトいちごは想像以上に柔らかかったのだ。

イチゴはそもそも、果物の中でも特に柔らかい果物。手で触れると、途端にそこから傷んでしまう。
だから、農家さんが収穫してイチゴを詰めた後は、一切、イチゴに触れないようにして店頭へ並べられている。
贈答用いちごは、柔らかい発泡体やプチプチと呼ばれるエアークッションなど、緩衝材に囲まれて配送されている。
イチゴは大事に大事に、産地から店頭まで運ばれているのだ。
聞くところによると、イチゴが傷まないように、通常よりもサスペンションが効くイチゴ専用配送トラックがあるという。

そこでまず、早速、輸送実験がされた。
ホワイトいちごを従来のイチゴと同じように配送した。
しかし、農家さんから会社に到着したホワイトいちごは、押し傷や擦り傷が見てハッキリとわかるほど傷んでいた。先端が潰れてしまっているものもあった。
イチゴの包材を長年扱う業者の方に相談を持ちかけるも、こんなに柔らかいイチゴは見たことがないと言われた。

どうやって配送すれば良いか?
この問題がクリアできなければ、出荷すらできない。
社内の人間はもちろん、緩衝材業者、箱業者にも協力してもらい、20パターン近くの配送実験を行った。そして、ホワイトいちごの配送時のポイントを掴んだ。
ホワイトいちごの小売パッケージの中に一つ、活かされているのをぜひ発見いただきたい。

そして、遠藤さんにも、出荷時にイチゴが傷まないようにご協力いただいている。
イチゴの実がしまっている早朝に収穫を始め、収穫した後は梱包場所まで、イチゴが転がってすり傷がつかないように波型ウレタンにのせて運ぶなど、細部まで気を配ってくださり、品質のよいホワイトいちごがお届けできるのだ。

このようにホワイトいちごは、遠藤さんによって手塩にかけて育てられ、国立ファームの奮闘もあり、店頭に並んだ。そして、見事、好調に売れ続けている。

今後も面白い品種のイチゴが出てきたらトライしてくれますか?という質問に、遠藤さんは「どんな色のイチゴでも持ってきて。」と、楽しそうに笑いながら話してくださった。

・・・・・・
『ホワイトいちご』先行予約、受付開始します。
⇒終了しました
(※2009年3月追記)
⇒2009年度(2009年12月~2010年3月)は、農家の台所のデザートメニューでご用意しております。
数に限りがあるため、小売がございませんので、あらかじめご了承ください。
(※2009年12月追記)

1週間10箱限定!
稀少なイチゴのため、<お一人様 1箱限り>※配送は2月以降となります。


1箱 30粒入り 4,980円(税・送料込み)
※一部地域(沖縄・一部離島)の送料は別途かかります。

**************************

贈答用化粧箱でお届け。
ホワイトいちごと赤いちごがよくわかる説明書付。
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イチゴが確保でき次第、順次お電話にてご連絡させていただきます。
配送方法やお支払い方法など、詳細はお電話にて。

ご予約の方は、お手数ですが以下の電話番号までご連絡ください。
[電話]042-571-0831
[受付時間]10時~18時(平日のみ)
⇒2009年度(2009年12月~2010年3月)は、農家の台所のデザートメニューでご用意しております。
数に限りがあるため、小売がございませんので、あらかじめご了承ください。(※2009年12月追記)

ホワイトいちごの予約とお伝えください。
ご予約時、下記の内容をお聞きいたします。
①お名前
②ご住所
③お電話番号

お問合せをお待ちしております!

・・・・・・・

(文責:広報課 熊田)

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